耐震等級について
投稿日時:2017-09-21 11:40:58
家の購入をする際に、どうしても耐震等級について気になる方は多いでしょう。最近はただでさえ地震が多いですから、耐震性は家を購入するうえでの大きな指針となります。
現行法では、基本的に新築は注文住宅・建売共に新基準の耐震等級を満たしていない建物は建設できません。長期優良住宅となればさらに基準は厳密なものになります。長期優良住宅なら、耐久性については安心してもよさそうです。
建売なら安心……かと思えばそうでもなく、地盤の問題などをきちんと調査が行われていなかったり、工事監理が甘いといった問題が浮上する可能性はあります。家の購入は一生ものの賭けですから、安心のためにも第三者に地質調査・住宅調査を行ってもらうのが安心です。
中古住宅を購入する場合は、住宅調査は必須ともいえます。もし1981年以前の旧耐震基準で建てられ、その後耐震基準を満たす回収が行われていない場合、現在の新耐震基準を満たしていない可能性が高いのです。
基準値に達していることを証明できない場合、購入の際にローン控除などのメリットを受けられなくなってしまいます。
調査の結果耐震等級が満たされていなかったとしても、耐震補強の改修工事をおこなうことによって、十分な強度を確保することができます。